という話。
復活祭(イースター)の前の1週間を受難週(Semana Santa,セマナ サンタ)と言ってスペインやメキシコでは祭日としてお祝いしている訳です。 どうやら公休日ではないみたいですが、多くの会社は休みとなるようで、今日、仕事に向かう為にホテルを出て先ず思ったのが、「車が少ない…」といった具合で。 もしや、スーパーも休み?食料は買ってあるからいいのだけど。 という訳で、そんなSemana Santaにinする直前に家から車で3時間程の町、Queretaro(ケレタロ)へ行ってきた訳ですよ。 町が出来たのは1531年、1996年に世界遺産に登録という感じで、自分が住んでいるAguascalientes(アグアスカリエンテス)よりちょっと古い。 とまあ、先ずはあれですよ、お昼ご飯。 いわゆる旧市街の中心部の地下駐車場(深い!)に車を止め、観光で賑わう可愛らしい街並みの中にあるレストランにin。 スペイン料理のレストランだって事で… サングリアです。(美味しい) イカ&イカスミです。(美味しい) 生ハムです。(美味しい) 出来立てパエリアです。(美味しい) 黙って聞いてたらどんだけ雑な紹介ですかって感じですが、美味しいのね、どれも。 あるんですよ、美味しいレストランが、知らないだけで。 いかに普段「おっちゃん、タコス2個ね!」で済ませているかが分かりますね。(汗) 最後はアイスクリームで〆で、お決まりのまんぷく丸完成です。 たまにはちゃんとレストランで食事をしよう。 という訳で、散策開始。 週末とあって程よく人が出ていて丁度いい感じ。 ケレタロはスペイン人と先住民(チチメカ人)の共存/共生が実現して出来た町とか。 観光地的エリアとあって、綺麗にまとまっているお店が多い。 小さな露店が並ぶ細い路地もある。 どこかで見た事のある絵柄なんだけど、思い出せない… 家庭内手工業的な製品が並ぶお店が多いのも可愛らしい観光地の魅力かなと。 ここで買わなかったら二度と手に入らない的なやつ。 セマナサンタ待ったなし。 これは日本的に言うとお神輿的なポジションなのだろうか… 装飾もそれぞれ趣向を凝らしているようで。 世界遺産に認定されるだけあって歴史的な町なので、当然のように教会もあちこちにあって、そのスタイルも様々。 Templo de Teresitas(テレシタス教会)は白い漆喰が明るい。 中では、女の子の15歳を祝うQuinceanera(キンセアニョーラ)が行われていて、鮮やかなオレンジ色のドレスを着た主役が中央に居ましてね。 写ってないんですがね。 外観はパッと見て教会じゃないみたいなのだけど、教会です。 反対側にちゃんと鐘が吊ってありました。 そして、その教会と同じ建物の奥の方はどうやら音楽学校になっているようで… いいからそのサックスを私に返しなさい。 しかしこの銅像、西日をガンガンに受けてアツアツ… 超アツアツで触れない程に。 そして街歩きと言えば電力メーター! 奥には水道メーターもあって、一度で二度嬉しい配置。 そして街歩きと言えば謎の電気店! オムニ電気! 何が売っているのか良く分かる。 このパターンの場合、その辺を見回すと実店舗の店員からの熱い視線に気が付く事が出来る。(笑) と、そんな激アツなOMNI ELECTRONICAを後にして更に歩く歩く。 デデーンと現れたのはTemplo de Santa Rosa de Viterbo(サンタ ローザ デ ビテルボ教会)という教会。 同じ模様の繰り返しがどことなくイスラム調。 他のいくつかの教会と同じく中では結婚式が行われている(準備中?)ようで、聖なる週間を迎えた週末の教会は結婚式ラッシュ。 きっとメキシコ中の教会も大混雑なはずである。 そして、良く見るのは色とりどりに塗られたやつとは違う真っ白な地名のオブジェ。 プロジェクトマッピング用ではないかという考察。 ゴージャス! シャッター速度1/5秒でブレてます。 ごめんなさい。 ケレタロにある最もゴージャスな教会は現在改装中で中に入れず… そういえば、結婚式ってのをやってないんですよ。 ごめんなさい。 そしてこちら。 ブーゲンビリアが凄い事になっている通り。 Calle Pino Suarez(ピノ スアレス通り)って事で、この時期にメキシコに来る事となった場合、覚えておいて損は無いはず。 Templo de Santo Domingo(サント ドミンゴ教会)を目印に、どうぞ。 ピンク色の壁、鮮やかなブーゲンビリア。 こんな感じで写真を撮れば、もう、完璧じゃないですか。 メキシコ(スペイン)あるあるで、外観や入口はしれっとしているけど、中に入ると物凄い事になってるパターン。 こちらもその一例で、通りに面した扉からチラッと中を見るとセマナサンタ待ったなし。 新品の蝋燭も今か今かと。 早く灯りたいと。 マリア像の前には、Virgen de Dolores(ドロレスの聖母)を意味すると思われる心臓とそれに刺さる剣が色の付いたおが屑で作られていて、中々手が込んでいる訳なのだけど、更に周囲を囲う柚子に似た何かについつい目が行ってしまうのはしょうがない。 柚子を浮かべたお風呂に…(モゴモゴ) そして今回の最長不倒はTemplo y Convento de la Santa Cruz(サンタクルス修道院)。 この修道院はケレタロにある水道橋の終点に建っているという話。 地図で見ると、水道橋の橋たる部分は幾らか手前で終わっているのだけれど、水路的な部分で繋がっているのだろうか? 次にケレタロに来る時にドローンでその全長1km以上ある水道橋を空撮する予定。 No Fly Zoneでない事は既に確認済みなので。(今日はサッカーの試合とかで、旧市街を含むエリアが数時間の間だけNo Fly Zoneになっている…) そんな感じで、再びセントロへ向かいつつ、これまた家庭内手工業的な革製品を作るお店。 きっと、カスタムメイドもお手の物でサクッと作ってくれそうな予感。 そうそう、ここの金具は金メッキじゃなくてくすんだ感じの真鍮にしてくださいな、的なやつ。 理想のカメラバッグはここにあるのか? そんな街歩き最後は出発地点に程近いTemplo de San Francisco(サンフランシスコ教会)の祭壇を遠くから70-200mmGMで一枚。 静かな教会の中でも、完全無音の電子シャッターで撮れるのが有り難い。 デカくて白いレンズ持って何言ってんだって感じですよ。 ごめんなさい。 そして最後にちょっとだけグ(グテングテンのグ)ってケレタロ終了。 昼過ぎからイイ感じに歩き倒してケレタロの旧市街を巡ったのですが、またしてもGeo Trackerを立ち上げるのを忘れていましてね… でも、あれですな、Googleマップのタイムライン機能、GPSログとまでは言わないまでも、結構細かく残ってるんですな。 お土産はケレタロ人形と冷蔵庫に貼るマグネットにする予定の小皿。
by bananaoka
| 2018-03-31 00:00
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