という話。
Vol.1へ戻る という訳でようやく乗船。 木製甲板がお出迎え。 船尾の45口径40.6cm砲、大迫力。 案内書で貰ったコピー紙に印刷されたラフなセルフツアーガイドには3種類のツアー例が示されていたけれど、セルフフリーツアーで行ってみようという事に。 艦橋後部から船内に入ると資料館になっていて、大西洋北部のUボートによる商船攻撃を巡る攻防の資料と戦艦アラバマの透過図。 その奥には太平洋戦線における艦隊防空の資料。 桜花...(泣) 射撃管制用レーダー。 この辺りの技術は日本との技術の差の極みだったのじゃないかなと。 ちょっと離れて別の展示にヒッソリと紹介されていた潜水艇ハンリー。 建造と試験が行われたのがここモービルだからかもしれない。 潜水艇ハンリーは南北戦争の時代、初めて艦船を沈める戦果をあげた潜水艇(艦)で、沈没から100年以上経った2000年に引き上げられ、サウスカロライナのウォーレン・ラッシュ保管センターに保管されています。(http://www.hunley.org/) 見に行きたい場所リストに堂々と入っている場所なのでいつか行きたい。 そして泣く子も黙るかもしれない巨大模型。 これは凄い。 仕事からリタイヤしたら自分の部屋に引き篭もってひがな一日模型作りに明け暮れたいと思っている男が世界にどれだけ居るか想像すると僕も頑張らないといけないなと思う訳で。(何を) その横には、零戦の機首に装備されていた九七式機銃や九九式20mm機関銃が展示されていました。 そんな感じで艦橋内の展示室を出て艦首を目指します。 艦橋から行けた(かもしれない)居住区や機関区はパス。(泣) 艦首に来て撮るのはこの構図で決まり。 海軍の士官学校の学生?が見学に来ていてこの後皆仲良く記念撮影。 と、艦首甲板を歩いていると、主砲の中に入れる事が分かり早速in。 ...分かってはいたけれど物凄く狭い。 先ず目に入るのは巨大な測距儀。 中央の接眼レンズを見てみると... おぉ! 何も見えない。(泣) でも、普段生活していてこんなに巨大な測距儀を見る事はまず無いので有難い。 しかもいわゆる本物なので。 そんな測距儀の下の狭い空間を潜って前に行くと主砲の後ろが一箇所だけ見学出来るようになっていて給弾や尾栓,ダンパーの構造が見えるようになっていました。 所狭しと(リアルに狭い)色々な装置で埋め尽くされた主砲内部。 外から見た装甲のノッペリとした外観と違って中は複雑に入り組んだ狭狭空間で個人的には居心地が良い。 ここに布団敷いて寝たい。 射撃管制用の計器盤か... 日本の当時の管制システムとの差は如何ほどだったのか。 と、狭狭空間主砲内部を出たら次はどうしよう? そうだ、艦橋に登ってみよう。 うむ、良い眺め。 大和の実物大を見た経験からすると大和のデカさを再確認する事にもなるのだけど。 対空砲を上から見下ろす。 実戦を戦い抜いた事実がある実物をこうして目の前にして見ると想像を絶する壮絶な世界の感じ方が全然違う... 例えば主砲だったり戦艦全体や戦闘機は物理的に技術的にちょっと現実離れしたスケールだったりして感じない人間個体がそこにあって身を晒しているリアル感。 戦艦の仕様と歴代(迷彩)塗装の移り変わりが書かれた銘板。 このような銘板に書かれた説明文の中や映像の中の解説で見られる艦船を含めた船や飛行機等の大型の乗り物を女性名詞で書く(呼ぶ)表現が割と好きだったりします。 そんな感じで戦艦アラバマ見学終了。 時間の関係で細部まで見て回れなかったけれど充分に楽しめました。 下船した後は同公園内にある別館へ... Vol.3へ進む
by bananaoka
| 2014-03-21 00:00
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