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2012年 01月 17日
再訪!国立アメリカ空軍博物館5
 
という話。

チョイと寄り道をし過ぎた感がありますが再開です。(汗)


Fisher P-75A Eagle
そうです、初っ端は悪夢に出てきそうな三枚ブレードの二重反転プロペラと長い鼻。


二重反転プロペラ機の飛んでいる姿を見た事が無いので見てみたい...
Tu-95が飛んでいる所を見てみたい...
ターボプロップに4枚ブレード×2枚×4基ってやりきった感に包まれ過ぎだよツポレフさん。


General Dynamics AFTI/F-16
で、一気に近代的かつ現実的なフォルム。
ベースはもちろんF-16で、各種電子システムや武装システムをお試ししちゃう為の試作機。
なんか中途半端なアングルから撮ってしまった...


エアインテークから覗くと奥の方にタービンブレードがチラリズム。
試作の段階でエアインテーク下にカナード翼が付いていた時代があったみたいだけど、展示機には付いていませんでした。


North American F-107A
F-100ベースで開発されつつも、背面に移されたエアインテークが何ともいえないフォルムを醸し出している訳でして...
こちらの展示はぎっしりと機体が詰め込まれていて撮影アングルに自由度が無い訳でして...


これなんだったっけ。(汗)
背中の落下傘マークは試験成功回数だろうか?


Republic YRF-84F Ficon
初飛行は1953年3月30日。
YF-96Aを改造して作られ、Convair B-36との空中発射&空中格納に成功し、Parasait Fighters(寄生戦闘機)なんていう分類だったとか。
だが、その後の空中給油機の発展で日の目を見る事は無かった、と。(合掌)


そんなF-84系の中で、ジェット推進でなくプロペラ推進のXF-84Hに搭載されていたAllison T40-A-10ターボプロップエンジン。
写真の通り、2個のエンジンをタンデムに連結したいかにも悪そうな外観でジェット機の外観を持つターボプロップ機という良く分からない戦闘機を飛ばしていた訳で...
因みに、このXF-84Hも一番奥に展示機があったけれど撮っていないというアレ。


Martin X-24A
機体形状そのものが揚力を発生させるリフティングボディという概念だそうで...
これは見ての通り戦闘機とかじゃなくて宇宙開発方面の機体。
滑空試験から始まり、ロケットエンジンを使った動力飛行というか滑空も成功しているそうです。
と、そんなずんぐり丸々としたX-24Aの隣に居るのは...


Douglas X-3 Stiletto(短剣)
むしろ、rapier(レイピア)じゃないか?と思う程の尖りっぷり。
スリムなんてもんじゃねぇ!と叫ばずにはいられない。
マッハ2を目指して開発されたようですが、当時(1950年代)のジェットエンジンの技術的に水平飛行では音速を越えられずそのまま開発終了。
しかし、これが良く飛ぶなあというドラッグレーサーのような異様なスタイル。
写真じゃ表現出来ないそのスタイルは、是非見に行って確認してください。


Hawker Siddeley XV-6A Kestrel
そして今日の最後は安心のフォルムが嬉しいイギリス製垂直離着陸機ハリアーの原型機。
ほら、あれだ、シュワちゃんが操縦してたやつの原型。


てっきり2基搭載して逆回転させていると思っていたエンジンは実は1基で、低圧側と高圧側で逆回転させトルクを打ち消しているって複雑だねえ...


最後にステンシル好きの為の一枚をUPして...

もう暫く続きます...
by bananaoka | 2012-01-17 00:00 | Comments(0)
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