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2011年 11月 14日
世の中には二種類のMB-D10がある
 
という話。

世の中には二種類のMB-D10がある。
Nikon純正のMB-D10と非純正のMB-D10だ。
                 (バナOKA 1975~)

そしてそれをついつい買ってしまう者がいる。  ※購入記は後半へ。
                 (バナOKA 1975~)


そんな訳で、我が家にはNikon純正のMB-D10と非純正のMB-D10があります。(笑)
因みに、奥が非純正。
ちょっと離れたら全く差が分からない。


きっと、純正を見なかったら、非純正が純正と言われても気が付かないレヴェルの出来栄え。
ついつい誉めてしまう出来栄え。
マグネシウムの剛性をスポイルしてまでも追及した軽量化が素晴らしい。(誤)

もちろん、D300にも普通に取り付き、各種ボタン(メイン/サブダイヤル,AF-ONボタン,マルチセレクター)もきちんと働くし、バッテリー診断等の通信が必要な部分もきちんと働く。

だがしかし、どんなに似せた所でプラスチックとマグネシウムの壁は越えられず、手に取った時に伝わる微妙な剛性感の違い、こう、なんか、やっぱ違うんですよ。
プラスチックばっかやと分からないと思うのだけど、マグネシウムの剛性感って凄いと思う瞬間がここに。
そして、バッテリーホルダー等を抜き差しする時のプラスチッキーなサウンドにシビレル!

でもって、きちんと働くボタン類ですが、押し心地は純正とは比べ物にならない程のペコ感。
押し込んでいくと、あるレベルでいつの間にか働くシャッターボタン半押しと全押しが「(トン)おっ、半押し」「(ペコッ)おっ、全押し」と手に取るように分かる。
そう考えると、純正のシャッターボタン凄い。

因みに、ボタンの表面処理に関して、マットな純正に対して非純正はツルテカ。
惜しい!もう一頑張りだ!(誤)

そして、何気に細かく違うのがボディへの取り付けボルトを回すノブの操作感。
恐らく、スプリング若しくはゴムによってノブの回転に適度にトラクションの掛けられている純正に対して、非純正は超フリー。
ボディへ取り付けてしまえば全く関係無く、また、ボルトを回す為のノブという本質的な機能とも全く関係無い所にまで質感を求める純正凄い。


で、外箱。
激そっくリッチながら、微妙なゴールド感の違いが泣ける。
香港からソフトな梱包でハードに輸送されてきたからか、箱はボッコボコでしたが。


最後は取り説。
うむ、素晴らしく同じ。
違いと言えば、落ち着いたマット紙にコントラストのハッキリとした印字のNikon純正に対して、ツルテカ光沢紙に微妙に薄い印字の非純正。
気になる保証書は、一体何を保証してくれるのか!?
保証範囲は中国大陸と香港内でNikon Imaging (China) Sales Co., Ltd.の名前が(リアルにNikonの支社)書かれているが...

模造品を作り出すこの情熱、無限大。

という訳で購入記。

D3sを買って、縦位置シャッターの素敵さ加減にヤラレたバナOKA少年はいてもたっても居られず価格.comへ突撃しつつebayにも突撃し、あまりものそっくりさんっぷりに感動してしまい思わず買ってしまったのです。(え?)
送料無料だったし。(いやそうじゃなくて)

ズバリこれであり(リンク先はebay)ズバリこれ(リンク先はNikonの注意喚起ページ)です。

ebayのページにある通り、アイテムタイトルには堂々の『BRAND NEW Nikon Battery Grip MB-D10 for Nikon D700 D300 D300S』記載。
どこにも『でもこれって偽物だぜ!凄いだろう?』とは書いてない。(そりゃそうだ)
気になるお値段は69.99ドル(9月後半に購入時のレートで5,486円)で送料は無料!

ヤフオクなんかで良く見る、いわゆる互換品とは一線を画するこの品。
気になる方は是非!Buy It Now!
MB-D10の出荷停止にピクッと反応してしまった貴方も是非!Buy It Now!

ダラダラ書いてたら長くなった...

以上。




差出人ホンコン様。
惜しい!
by bananaoka | 2011-11-14 00:00 | Comments(0)
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