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2010年 12月 17日
C11形ディテール
 
という話。

という訳で、思わず機回しにアツくなってしまったので、ようやくディテール編。


先ずは定番のお顔拝見。


いや、お顔的にはここに眼があるから、一枚目は鼻先か。(割とどっちでもいい)
発電機!汽笛!汽笛!安全弁!砂箱!
汽笛2個?和音?


そしてシリンダー周辺。
複雑なリンク機構を見ながら、これがこうなってこうなってこう動いて、ん?
みたいな。


ボイラーの横にあった継ぎ手6連荘。
各々何の役割を持っているのかは分からない。
聞いてみたら良かった。


そして運転席。
キャブですなCab。
写真右側が進行方向。
左側に見える腰掛みたいなのは、燃料の石炭を取り出す所。
燃料は豆炭だった。


加減弁ハンドルの支持部分アップ。
ハンドルを固定するギアの噛み合いのスライド部分には誤操作防止なのかピンを割り込ませる機構があったりして、いい感じだ。


引きで一枚。


圧力ゲージなんかの機器類は定期的に交換されていると思う。
単位はMpa。


ハンドバルブやレバー等、普段操作する部分の鈍い輝きがたまらん。
真鍮っていい素材だなあと、つくづく思った。


何だかとっても元気が回復しそうな駅名です。
無駄に元気が回復したら、鍼灸院でリラックスしてください。


そして、客車へin。
売り子(子かどうかは不明(笑))さん用のカートは何だか近所のスーパーにありそうなあれ。
マックスバリュ的な。
SLグッズをタップリ詰めて今日も貴方の元までお届け!
と言っても、誰も居ないので買えず。
嗚呼、SL酒。


これは、千頭行き時に一番最後に連結されていた客車。
今は蒸気機関車が連結され、先頭車両になっている。
なんてゆったりとした...
が、真ん中2個のテーブルが簡易テーブルになっているのが見逃せない。
本来、真ん中はテーブルも無い広々空間なのか、はたまた何かのアクシデントの後の代役なのか(簡易テーブルが)。
そして、そのアクシデントとは何か。
湯煙殺人事件シリーズのイントロダクション的にはオッケイですかね、古谷さん。(ポロリ無し)


いい感じにウォークスルー。
そして、いい色だ。


連結部にはお手洗いや化粧台。
タイル貼りのお手洗いがなんとも素敵で、長居しそうだ。
嗚呼、早く出ないと次が待っている!


手動ブレーキだと思う。
子供は触っちゃダメだぜ。(大人もダメ)


扇風機達。
これの自転機構もなかなかいい動きするんですよ奥さん。
今度見掛けたら、そこ、注目してあげてください。


モケットって言うんですかね、座席の表面の素材。
なかなか素敵な選手生命を過ごしているようで。


窓際の小さな物置にお茶を置いてね、車窓の景色を見ながら弁当を食べる訳ですよ。
そして...
向かいに座ったお嬢さんがまた綺麗な方で。
ええ、母さん、僕はその時、本当に乗って良かったと思った訳でして。
母さんと父さんの出会いはどんな感じだったのでしょうか。
とかなんとか書きたくもなるってもんですよ。


小さな旅行カバンを網棚にあげてね、ガタゴト進む汽車に揺られる訳ですよ。
兄さん、ご出身はどちら?なんて聞かれたりしながらね。


ボクはまだ子供だからサイダーで我慢だぞ。
ほら、そこに栓抜きがあるから。
そして今では見られなくなった灰皿。


コート掛けも現代の味気ない奴とは一線を画する物でして。


嗚呼、次に撮る物があるのにタップリと時間を掛けてしまった。
それでも足りないけれど行かなきゃならないサヨウナラ。

続く。
by bananaoka | 2010-12-17 00:00 | Comments(2)
Commented by ガリィ at 2010-12-19 19:35 x
おお~いいですな。
レトロなメカには目がない私。
師匠の写真はなんかいい味だしてますな。

特にプレッシャーゲージなんかもう、メロメロ。
クランクシャフト当りもメカ好きにはたまりません。(*´Д`*)
Commented by バナOKA at 2010-12-22 00:08 x
ガリィさん>
ニヤニヤ。
レトロなメカがキライだったら違う仕事してますよね。(笑)
いい味出てますか!ぐふ、ぐふふ。
だうもありがとうございます。(照)

そうそう、圧力ゲージ。
昔はやっぱkg/mm3だったのかな?いつからMpaに変わったのかな?変わる時に「え~?kg/mm3でいいやん」署名活動とかあったのかな?と、脳内で色々楽しめましたよ。(笑)
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