という話。
ケンタッキー州へ出張中の週末。 作業予定の変更で週末が現地休暇となったので、ケンタッキー州の州都Frankfortへ行ってみました。 州都と言っても大都市ではなく人口2万人強の割と小さな都市。 滞在しているGeorgetownを出発し西へ1時間と少し、先ず向かうのはそんなFrankfortの北部にあるバーボンウイスキー蒸留所Buffalo Trace Distillery。 Visitor Parkingに駐車しさてどんな順序で巡ろうかと思っているとフリーツアーの一行が見えたのでさり気なく後ろに加わり(照)先ずはWarehouse C(倉庫C)へ。 1885年に建てられ、もちろん現役。 Warehouse Cというだけに、AとBもあって、それらは更に数年前の1881年に建設でもちろん現役。 物持ち良過ぎるというレベルではない。 ウイスキー樽からまるで樹液のように染み出る熟成中のバーボンウイスキー。 倉庫の中は甘い香りで満ちていて只ならぬ雰囲気。 巨大な倉庫に寝かせられている樽にはバーコードが貼り付けられていて管理されているようだった。 2012年11月21日に詰められた樽。 まだまだ赤ちゃんといった所か? この醸造所の前身(?)O.F.C. Distilleryの名が印されている樽。 倉庫を出ると、売店の前にFrankfortのツアーバスが停車中。 スクールバスを模したペイントがナイス! 写真右側がさっき見た倉庫C。 この中にいくつの樽が収納出来るのだろう? ツアー案内のおいちゃんの話の中にその辺りも語られていると思うのだけど聞き取れなくてげめんなさい。 そして次に向かうのはBottling Hall。 完成したバーボンウィスキーを瓶に詰める場所ですね。 訪問したのが土曜日だったからか、この工程はお休み中。 作業風景は見れなかったのですが... 作業場を間近に見る事が出来るというオトク感。 つい昨日まで稼働していた状態そのままに無造作に置かれたプラスチックのカゴの中には商品に取り付けるタグ。 バーボンウイスキーが詰められるのを待つ空の瓶たち。 この半自動の製造工程は相当昔からこの形で形成されているだろうと思う割と原始的な機械化具合。 巨大に組織化されたメーカーでは間違いなく完全自動なラベル貼りもここでは手動。 10年の間200年以上昔に建てられた倉庫の中に眠り、眠りから醒めたらほぼ人の手によって1本1本詰められる。 色々なスピードを競うのもいいけれど、こういう世界もいいですねえ。 これは、コルク栓をシーリングするマシン。 ガン先から溶けた樹脂が押し出されるのをクルリと巻き付けて封をするシステム。 そうやってこの小さな建屋の中で詰められた商品が箱に詰められ出荷されていく訳か... 中々いい物を見させて貰いました。 Vol.2へ進む。
by bananaoka
| 2014-02-20 00:00
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