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2010年 09月 08日
国立アメリカ空軍博物館 / Chapter 4
 
という話。

昨晩もドライカレーの残りと黒ビールで逝きそうになりつつ、何とか翌日1時にハッと起きて、昨晩同様ViewNXが起動したまま沈黙しているPC にヨタヨタと歩み寄り...

って感じで、第四部は朝鮮戦争時代のエリア。
ここで既に16時。
閉館の17時まで1時間。(弱)
皆さんお気付きの通り(いや、気付いてない?)基本的にフレーム内に誰も写ってないと思いますが、つまり、誰も写らないように待っていたりする訳で、パパッと撮ってるようで案外一枚に時間が掛かってたりするのです。
時間が無いからと適当には撮れ~ん!って感じで無駄に焦りつつ...


アメリカ合衆国 vs ソビエト連邦の軍事技術戦争と言ってもいいような朝鮮戦争だっただけに、先ず目に付いたのは、Sabre vs MiGのパネル。
言わずと知れたF-86 SabreとMiG-15 Fagot。
F-86と言えば、ノズルに沿って左右に3つ取り付けられた機銃がタマランとです。
日本の空でも随分飛んでいましたね。
初代ブルーインパルスの機体としても有名なんじゃないでしょうか?
と言いつつ、後ろに見えているのはF-80C Shooting Starという罠。


で、何コレ戦闘機。
F-82B Twin Mustang
P51 Mustangの胴体を連結しちゃった的な長距離戦闘機。
双発にして航続距離を延ばしつつ、2人のパイロットが左右の胴体に乗り込み、交代で操縦出来ちゃうというアレ。
右のパイロットが営業停止しちゃったら左のパイロットが営業再開、みたいな。
うーむ、もっと色々なアングルから撮れば良かった...

で、後ろにドでかい胴体を晒しているのはC-124 GlobemasterII
20世帯くらいなら中で生活出来そう。
私は2階キャビンがいいわ。
いや、僕は1階のリフターの横がいいな。
うん、どうでもいい。


でもって、F-86A SabreとMiG-15bis Fagot
中央の液晶モニターでは、F-86とMiG-15の相違点等のビデオが絶賛放映中。
食い入るように映像を見る人を待つ事数分...
F-86の主翼には全縁スラットやフラップが付いていたがMiGには何も無かった、みたいな内容。
と、言いつつも、F-86が配備されるまではMiG-15の火力に成す術も無く制空権を奪われていたのだけど...
ベトナム戦争のF-4にしても朝鮮戦争のF-86にしても、何気に米空軍の後発で何とか挽回感を醸し出していたり。
もし、F-4とかF-86が開発されていなかったら...
恐るべし、ミグ設計局及び、スホーイ設計局。(怯)


そんな両機の操縦席の展示。
パイロットの装備と共に、性能のみを突き詰めた感のMiG-15と、その他も詰め込んだF-86といった構図。


でもって、A-26C nvader
Dream Girlですってよ。
機体下に置かれたカートが何とも可愛い。
持って帰りたい!(ダメ絶対)


こちらは、地上の無線基地と上空の航空機との間の無線による支援状況を展示したパネル。
英文なパネルからは技術的な内容は読み取れなかった。(メソメソ)


メソりつつも歩いていると、ENTER HERE?
うん、これなら僕にも分かるin!
B-29の中に入れるという展示。


ガッポリ切られた機首からinし、爆撃手が座っていた所からお邪魔します。
当たり前ですが、狭い。
頭上注意な感じで進むと、機関士の仕事場。
通路以外の主要部分はアクリルパネルでガードされていて、その奥から照明が入っているので撮影データは残念な感じだったけど、色々補正して見れるようになりましたよ。
剥き出しの配線の末端に取り付けられているコネクタは、今でも現場で見るMSコネクタ(通称メタコン)と同じ。
というか、MSコネクタもMIL規格品、この頃から既に完成されていたのか?
DDKのMSコネクタなんて、カラーリング的にもいかにも軍規格品!的な素敵さを醸し出していて好きだ。(割とどうでもいい情報)
それに比べて、HARTINGのHanコネクタはネズミ色で色気無いしデカイし固いし嫌い。(割とどうでもいい情報)

ダラダラ書いてないで進みます。(汗)


機関士の仕事場と無線士の仕事場を通過すると、前部与圧室の壁を越えて前部爆弾庫。
上に見えている円筒状の筒は、前部与圧室と後部与圧室を結ぶ通路(Crew tunnel)。


爆弾庫の脇を見ると、ワイヤーリンケージや配線が張り巡らされていました。
軽量さと枯れた技術的信頼性の両立と思いつつも、当時最先端の爆撃機の中にワイヤーと滑車が張り巡らされているのはちょっと意外だった。
爆弾庫ゾーンはアクリル板等で区切られておらず、目の前まで寄れるので、爆弾懸架用のアタッチメント的なコマ、そして、爆弾投下時に動くであろうツメ部分との接点等の機械的な機構が良く分かる。


更に進み、展示の為に切られた主翼の間を抜けて後部爆弾庫へ。
web上に見られるこの展示の写真と比べて、懸架されている爆弾の数が減っていたり、焼夷弾が通常の爆弾に変わっていたり。
主翼の上の黄色いタンクは酸素ボンベ?か?

と、そんな感じで、朝鮮戦争時代のエリア終了。
撮っていない機体の数は増えるばかり。(メソメソ)

次回、最終章は冷戦時代~現代編となります。
メソメソするぞ~。(と書きつつ、思い出しメソメソ)
by bananaoka | 2010-09-08 12:47 | Comments(0)
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