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2010年 09月 03日
国立アメリカ空軍博物館 / Chapter 3
 
という話。

第二部で終了したWWIIエリアを抜け次の建物に入ると、今度はベトナム戦争時代のエリアです。
同じ建物に朝鮮戦争時代のエリアがあるのですが、見た順番がベトナム戦争時代が先だったので。(汗)
で、一気に現代風になったように見えるのは、WWII後期~朝鮮戦争を経て、ジェットエンジンが十分に実用化され、戦闘機からプロペラが消えたからだろうか。

という訳で先ずは全景。(の一部)


真ん中にドカンとB52D Stratofortress
でもって左に見切れてるのはF-100F Super Sabreで右横にA-1E Skyraider、上奥に吊ってあるのはF-5A Sukoshi Tigerで、写真右奥がF-105D Thunderchief

もう既にここらで時間が少なくなっている事にコッソリ気が付いてしまい、撮影枚数が減る事と言ったらありゃしません。

鬼のように付いたハードポイントに、台所のシンクから果ては便器まで搭載して実際に投下したと言う逸話を持つA-1Eも何故か撮ってない。
何故だ!

ガン見したのは言うまでもないのだけど。(照)

F-5はエリア88な人にとっては無くてはならない戦闘機ですよね。
で、Sukoshi Tiger...
Sukoshi? 少し?
小さい虎と言いたかった所を“少し”と微妙に残念なネーミングになったとか。
しかし何故ここに日本語を。


で、B-52D Stratofortressの主脚格納庫。
胴体右側と左側に前後にオフセットして巨大なタイヤを格納する格納庫が主脚4本分並んでいるのは圧巻ですよ。
さすが成層圏の要塞。
8発のジェットエンジンを抱える主翼の翼端には翼を支える車輪が付いてるってんだから凄い。
更に、8発のジェットエンジンの隙間にまで「おっ、ここ付けれるじゃん」とでもイワンばかりにハードポイントがあったりしてもうどんだけ積むんだ、と。


の割には小さく見える胴体の格納庫。
とは言え、1955年に登場し50年以上経つ今でも(後発で高性能のB-1,B-2が登場しても)運用されているのは、その積載性とそれに伴う多様性だって話だから凄い。

うーむ、とにかくデカイ。


で、そんなB-52Dの翼の下でヒッソリとしているのはA-7D Corsair II
開発目的は艦上攻撃機って事で、空母とセットで良く見ますね。
が、これは空軍機。


海軍機はこんな感じで解説板に『SEA』の表記。
うん、ここは空軍の博物館。
って感じでOV-10 Bronco
目を細めてプロペラを気にしない(笑)ようにすると、A-10みたいだ。
ほら、こんもりとしたキャノピーが... って、そこだけ?(弱)


で、飛行機だけじゃない!ヘリコプターだって頑張ってるんだ!HH-43B Huskie!
交差双ローターって、もう、なんか見ているだけでムズムズするのは何故だろう。
ああっ!当たりそう!(割と無駄な心配)


で、飛行機だけでなくヘリコプターだけでなく、各種装備類も結構展示してあります。
壁沿いに展示してあるパネル等も入れたら普通に2日くらい必要なヴォリューム。
旅の計画は余裕を持ってお願いします。


C-123K Provider
ノーズコーンのボコボコっぷりは一体...
レシプロエンジン2基に補助のジェットエンジンを追加した機体もあるみたいで。
ハイブリッド的な?


プロペラ来るよ!危ないよ!
レシプロ機って、ジェットエンジンと違ってデンジャラスゾーンがモロ見えじゃないですか。
可動部に近寄った時の恐怖感は絶対レシプロ機だと思う。(怯)


で、隅っこでぽつねんしているのはMiG-21PH Fishbed
時代を感じるソビエト連邦機。
今のロシア製戦闘機とはデザインが異星人レベルで違うと思う。


だもんで、こちらMig-17F Frescoもご覧の通り。
と言っても、アメリカも黎明期は似た感じか。(汗)

うむ。
時間が無い。


なので、早期警戒機EC-121Dはこんなアングルで。
レーダードームが微妙に見えないという絶妙なアングルで。(弱)
そこが重要なのに。


GOING NORTH
ローリング・サンダー作戦か。
3機横並びはF-105。


で、そのF-105D Thunderchief "Memphis Belle II"
控え目なお姉さんのノーズアート付きの雷親父ですよ。
そんなノーズアートを良く見てみると、電話をしている後姿みたいです。
微妙に切ない感じが...
ローリング・サンダー作戦で地対空ミサイル基地の爆撃に真っ先に駆り出され、半数近くが失われたという切ない戦闘機というか爆撃機というか戦闘爆撃機なのですが...
Menphis Belleの名前は、無事兵役を終えたいという願いからかもしれない。

さて。


遂に登場F-4C Phantom II
ファントム好きの皆さんはこれで萌え死んでください。
有名過ぎて何もいう事はありませんね。
新田原基地への着陸進路上に実家があったオイラは毎日のように見ていましたよ。
グレー一色の地味~な自衛隊機でしたが...
ベトナム迷彩が似合うな~...
でもって、こちらの解説板にも『SEA』の文字。


何度となく作ったF-4のプラモデル。
付属してきた兵装は全て取り付けたのは言うまでもありません。(笑)


ファントム好きの皆さんはこれで更に萌え死んでください。


で、ナニコレ?
F-111A Aardvark
可変翼を畳んだ状態で展示されている機体を正面から寄って撮ったら良く分からなくなっちゃいましたよというかそれ狙いで。
で、これも何度もプラモデル作ったなぁ...
可変翼が嬉しくってね。(照)


で、ベトナム戦争の功労者F-105D再び。
こちらは、地上クルーとサインを交わすシーンを再現。
こうやってSAM基地(&MiG)との戦いを繰り広げていたのかと思うと...


といった感じで、第三部ベトナム戦争時代エリア終了。

第四部では、時代をほんの少し逆行して朝鮮戦争時代エリアへ進みます。
by bananaoka | 2010-09-03 12:33 | Comments(0)
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