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2010年 09月 01日
国立アメリカ空軍博物館 / Chapter 1
 
という話。

という訳で既にタイトルがズバリですが、オハイオ州での目的地は...


ここ!
The National Museum of the United States Air Force
F-104がドドンと迎える広大な敷地は、ライト・パターソン空軍基地の中。
400機オーバーの航空機やミサイルの展示があるこの施設、何と入場無料!
早速in!


敷地内に入ると見えてくる屋外展示の機体を見つつ、先ずは巨大な駐車場へ。
そして、建物内に入りエントランス/ギフトショップを越えると、空港にある旅客機の格納庫のような巨大な屋内展示スペースに到着。
入口のお兄さんに、三脚使ってもいいのか聞いてみると「もちろん!」との事で、ダッシュで取りに戻ったのはここだけの話。(照)

閉館は17:00、見学時間が足りなくなる事を予想し、ライト兄弟から始まる飛行機の黎明期の展示は後にして、先ずはWWIIエリア。(汗)


入場して先ず目に付いたのは桜花。
奥に見えるのはP-61C Black widow


そして、B-29 Superfortress "Bockscar"
もちろん実機。
カウリングにある無数のヘコミやギラリと光る無塗装の機体が本物だけが持つ迫力を醸し出している。
ここに展示される機体の多くは、博物館直ぐ隣の滑走路まで自力で飛来してきた物らしい。


そしてその裏にあったのは紫電改。
日本機には珍しい4翅プロペラが力強い。


更にどんどん撮っていきます。
照明は必要最小限の明るさ。
露出も現地の雰囲気に合わせた若干アンダー目で。
写真はP-47D Thunderbolt
広々としたコクピットにエアコンまで装備されていた、と。


更に進むとFw190D-9 "Dora"
空冷エンジンから液冷エンジンへと換装されたD型。
待望の液冷エンジンを覆うスリムなカウリングとそれに続く機体のラインが...
空冷エンジン時代のボテッとした感じも、液冷になってスマートになって垢抜けちゃったD型以降と比べて何か、こう、好きなんだけど。(割とどうでもいい情報)


で、P-36を奥にして、Me262 Schwalbe
搭載するJumo004エンジンのカットモデルと共に。


更にドイツ機が続き、Me163B Komet
ロケット推進で離陸後は軽量化/空気抵抗低減の為に主輪を切離しソリで着陸するという先進性を突き詰めすぎてトンデモ兵器ギリギリな所と、先端の発電機用の小さなプロペラが何とも言えず...
後ろに見えているのはDH.98 Mosquito
奇跡の木製機と言われる英デ・ハビランド社製の木製の爆撃機。
うを!モスキート!とまじまじと見た割りには、いや、見過ぎた為か、写真撮ってないという体たらく。


そんなメソメソを挟みつつ登場するのは、B-17G Flying Fortress "Shoo Shoo BABY"
何度も見た映画『メンフィス・ベル』のB-17の型式違い。
B-17F Flying Fortress "Memphis Belle"実機は、メンフィスに保存されているらしい...


操縦室斜め上に装備されていた機銃の個別展示。
奥の方に見えるのは、アメリカ軍が使用していたSupermarine Spitfire Mk.Vc
RAFカラーのスピットファイアが見たかった...

こうして見て行くと、展示順序というか組合せが何気に関連性に沿っているように思える。
B-29と紫電改、Me262とMosquito、そして、B-17と次のBf109だ。


という訳で、第一部の最後を飾るのはBf109G-10 "Gustav"
スピナーから覗く機関砲が...
黄色く塗られたカウリングとモヤモヤ迷彩、実にBf109に似合うカラーリングだと思う。

という訳で、展示されている全機の撮影/掲載ではないのですが、第一部を終了し第二部に続きます。
第二部では、日米共に超有名な彼等が出る予定です。
by bananaoka | 2010-09-01 12:33 | Comments(0)
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