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2009年 08月 31日
相楽園 にわのあかり
 
という話。

本日は有給強制取得でオヤスミ。
だので、昨晩の相楽園でのイベント『にわのあかり』についての写真を整理。
そして日記へ。


って三ノ宮駅まで新快速でin。
テクテクと歩いて相楽園へ向かいます。
途中でキャベツ焼き食べたりしながらテクテクと。


さて、到着です。
かなり広そう!
門柱の下の白いのは盛り塩ではありません。
中に蝋燭の入った和紙の筒です。
はい、そうです。
今回の『にわのあかり』というイベントは、色々な『あかり』で園内をライトアップしようという物なのです。


その園内には明治35年頃に輸入商のハッサム氏が異人館街に建てた洋館『旧ハッサム邸』(昭和38年に相楽園へ移設)があり、イベントと併せて夜間まで公開されていました。


建物中央に煙突があり、中央の煙突を囲うように四方にある部屋には暖炉という構造。
震災の時に天井から落下した煙突はそのまま庭に置いてありました。


窓から見える景色は付近のマンション街。
いや~、それにしても天井の隅々までも綺麗な意匠が施されていまして。
凄いですね。


二階正面のテラスには出れませんが、開放的な景色は十分に見えます。
※三脚使用の多段露出撮影画像をホンノリ合成してます。


部屋の一部では、昭和初期の神戸の街の景色の写真パネルや、このような建物様式の建築に使用された治具等の展示があり、中々に興味深いものでした。
チラリと見えている床の板張りも凝ったもので、物凄く時間と手間を掛けて建てられた様子が浮かびます。
この床を写真に撮るのを忘れていた... orz


浴室にはノスタルジックなボイラー。


そんな『旧ハッサム邸』を後にます。
この頃には周囲も暗くなり、庭園内の『あかり』がグッと魅力的に。
イベントに併せての夜間公開の為か、ひっきりなしに人が訪れる為、15秒やそこらの露光時間では人間ゴースト消せませんでした。(汗)


そんな『旧ハッサム邸』の隣には『旧小寺家厩舎』。
明治43年頃の建築で、イベントに併せてライトアップ中。
こちらは、数枚の画像を重ね合わせ、人間ゴースト除去に成功。(笑)


で、『あかり』ですよ。
蝋燭やネオン、LEDと色々ありましたが、和紙+蝋燭の組み合わせがやはり一番いいですね。
普段は階段となっている部分に立体的に並べられた『あかり』にカメラを持った人々も興奮気味です。


庭園の木々にもライトが向けられ、幻想的な雰囲気をUP中。
AiAF50mmF1.8Dでは月灯りにゴーストが出ましたが、DX16-85mmVRではご覧の通り。


庭園内の歩道にはかずらを使った照明も。
色々な形や色でボンヤリと歩道を照らしとてもいい感じ。


細い歩道で、スイマセンな気持ち一杯で三脚を置かせてもらい、三脚の脚をガンガン蹴られながらの撮影。(汗)
写真撮らない人にしてみたら、邪魔物意外の何物(者)でもないのかもと思うと申し訳無く。(滝汗)


が、写真のプレビューが表示されているのを見て、「わぁ~、綺麗に撮れるんですね!」なんて言ってくれるお姉さんも居たりして。
もうね、今から買いに行きますか、カメラ。
えぇ、もういいですよ十分写真撮ったので、行きましょう今直ぐいk...

!?


で、芝生広場では『ジャワ影絵芝居』が公演中です。
インドネシアの神話の影絵芝居。


使われる言語は、現在使われている言語では無く、神話の時代の言葉。
本来、8時間にもなる長大な影絵芝居だそうで...


スクリーンの裏はこのような感じになっており、歌いながら人形を操る演者が一人...


そしてその後ろには曲を演奏する人々。


影絵なので、当然、観る方からは黒い影なのですが、豊かな色彩で彩られた人形達。


公演が終わると、『ジャワ影絵芝居』を身近に感じれる体験時間となり、自由に楽器に触れたり出来る時間に。
公演中は激しく動き回り、細かいディテールが追えなかった影も自由に撮影出来ました。


同じ部分を裏側から。
髪の部分には水の入った透明のホースが連結されており、恐らく、ホースの先にある水のタンクを握ったり開放する事により、髪を動かすのでは、と。(さすがにそこまでは触れなかった)
※透明のホース(チューブ)は髪部を支える支柱だそうです。


楽器エリアには小さな子供の姿も。
不思議な音色を出す楽器に興味津々。


先程の和紙+蝋燭の『あかり』を今度は反対側から撮ってみます。


階段から門を潜り抜け、広場に左右に広がる『あかり』。


※ISO3200,F2.8,1/100sec,50mm BlogサイズならISO3200でここまでイケル!
最後に、芝生広場の一角の売店であんみつを買って食べて撮影終了で御座います。



相楽園の年間イベントスケジュールを見てみると、『夕涼み会 カレーで夏をのりきろう!』というスケジュールが!
7月26日に既に終了しているイベントでメソメソなのですが、来年の夏は参加だぁ!



この日記を読んでくれた方(『曲を演奏する人々』の写真に写っている白い衣装の方)からコンタクトがあり、所属する団体の紹介がありました。
ジャワ・ガムラングループ ダルマ・ブダヤ
定期的にイベントを行っているようですので、独特で幻想的な音楽を体験してみたい方、聴いてみたい方、是非、ご参加を!
by bananaoka | 2009-08-31 15:58 | Comments(4)
Commented by 58Caddy at 2009-09-02 18:23 x
相楽園って、県庁の近くだったっけ?
いや~なんとも言えぬ、いい感じですね~
三脚必須ですが、広げると邪魔・・・・ 難しいなぁ・・・・
今月号のCAPAだったか、ミニ三脚の上に1脚を立てたものを紹介してました。混雑したところでの三脚使用には向いてるかも・・・・
今年は、中学校が8月24日から開始。8月31日が課題テストなんてスケジュールなので、とても遊びに行ける雰囲気ではありませんでした・・・・
夏休みに働いた分は、代休ではなく有給なんですか?
Commented by バナOKA at 2009-09-05 02:19 x
58Caddyさん>
県庁の山手にチョイでしたよ!
こんな所にこんな庭園があるとは全く知らなかったです。
三脚は中々難しい問題ですね。
スタジオライト用の下だけパコッと広がるスタンドに雲台を付けるって手もありますが、長時間露光は難しいだろうな~と思ったり。
チョコッとだけ脚を開くのが案外一番近道?かも?

夏休みの件は、その日が会社指定の有給消化日だったからです~。
Commented by kisomitake at 2009-09-05 13:32 x
はじめまして。先日は私のブログ「mitakeつれづれなる抄」にお越し頂き、ありがとうございました。
遅ればせながら貴ブログを拝見させて頂きました。

相楽園の「にわのあかり」、とても綺麗な写真ですね。私があんな画像でブログに載せたのが恥ずかしいです。
また8月30日に訪れたようで、私と同じ。空の明るさの変化から、全く同じ時間帯ですね。ニアミスしてます。

相楽園は、鉄道の駅からもバス停からも微妙に離れており、そう何度も訪れたわけではありませんが、都心にあのような空間があるのは良いですね。ただ相楽会館の建物が「一寸ねぇ…」というところですが。
Commented by バナOKA at 2009-09-07 22:02 x
kisomitakeさん>
はじめまして。
こちらこそ、来て頂きありがとうございます。
同じ場所に同じ時間帯に居たのですね。
ネットの世界のまさにコレが面白い所。

都会の中にたっぷりの緑と落ち着ける池、貴重な空間ですよね。
相楽会館は、時間が無く見ていません、後付の建物?なのでしょうか。
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