という話。
例によって一回では終わらない1日のレポート。 今度こそイェディクレへ。 の前に。(゚∀゚) 前回28-75mmF2.8を持って来ていて微妙に使えなかったので、今回は17-50mmF2.8。 旅にはこちらの方が使いやすい...な。 そして、前回の日記のカタール国際空港での現地通貨獲得の為に買った雑誌とカタール・リヤル。 紙幣の裏面(アラブ世界ではこっちが表面?)は何の事か分かりません。 とまぁ、そんな感じで昨日の日記に掲載しなかった事項をモロンと書きつつ... さて、空港を出たらさぁどうしましょうってな感じです。 前回と同じく、タクシーでイシュユルト駅に行き、そこからイェディクレ駅の前に一度シィルケジ駅で荷物を預けてからか...等と、タクシーの運転手と話をしてみるも、どうやら近く過ぎるイシュユルト駅には行きたくない様子。 「シィルケジへ行くならこの下のメトロで行けばいいよ、うん」の一点張り。(笑) まぁ、そりゃそうだろうね、空港から乗る客は殆どがイスタンブール市内のホテル行きか郊外のオトガル行きだろうから。 よし、それじゃ、イェディクレまで行くってのならどうだい?と、行き先変更。 英語が出来るタクシー運転手も混ぜて交渉すると、20YTL位かな?どうだい?ってな事でタクシーに決定。 まぁなんだ、メトロでシィルケジへ行ってイェディクレの何倍も高いけど。 そうこうしているとイェディクレ近くへ到着。 もうね、タクシーの運転手はそのままバイパスのロータリーに乗って1秒でも早く空港のタクシー乗り場に戻りたいのか、イェディクレまで行ってくれないのだね。 後は歩いてくれたまへってな感じでサヨウナラー。 因みに、領収書も書いてくれなかった。 時は金なり...か。 最初にココかな?と思った所は違う場所で、そこに居た警官に道を尋ね軌道修正。 そろそろ7つの塔のオーラを感じるぞ~ってな感じの場所の近くでお腹が空いていたのでロカンタにて昼ご飯を。 トルコの夏の飲み物アイラン(塩味のヨーグルトドリンク)も慣れてきたモンです。 そしてようやくイェディクレへ到着!(Google MAP) 古くテオドシウス帝時代に作られた黄金門(凱旋門)を中心に後の時代時代で増築された計7つの塔で構成された要塞で、イスタンブール旧市街を囲うテオドシウスの城壁の南端となり、オスマン朝時代には捕虜を収容する施設としても利用されたりと、歴史を見守ってきた場所との事です。 オスマン朝時代の捕虜が書き残した落書きもあると書かれていたけれど、見つけられなかった... ※上記Google MAPへのリンクをクリックし、中央にあるイェディクレの左上の塔から北の方にスクロールさせて行くと、道路沿いに延々と城壁が伸びているのが確認出来ると思います。 これがテオドシウスの城壁です。 そんなイェディクレですが黄金門では無く、真反対側が入口になっています。 入口前から見上げただけでも物凄い威圧感。 そびえ立ってますよ。 中に入る為にチケットを購入すると、係りのおじさんが、荷物はここで預かるヨってな感じで、実に有難い。 てか、スーツケース持って城塞の観光ってムリだから。(笑) こんな感じで上に登れたりするし。 ぐるりと一周歩けるのですよ。 ※正確には、第1の塔と第7の塔の間は通路になっていないので引き返す事になる。(写真右部) 中央にあるの煙突みたいなのは、後で見たパンフレットによるとミニサイズのジャーミィとの事。 パンフレット見るまで、あれは何だろうね?って思ってた。 そして、写真中央に見えるのは何らかの舞台のようで、コンサート等を行っているのじゃないかと。 更に、写真右側に見える城壁を斜めに登っている線、これが、城壁の上へ登る為の階段。 もちろん手摺等は無く、落ちたら即骨折ですよ。(怯) ※一箇所だけ手摺付きの階段アリ。 そんな城壁の外には緑豊かな森や畑が... 昔は、城壁の外にも3つの堀があったようです。 目の前には巨大なトルコ国旗があり、マルマラ海へ吹き降ろす風で力強くたなびいていました。 7つの塔の中は、木造の構造物は全て無くなりこのように空洞になっいるので下まで見下ろす事が出来ます。 怖いですね~...(怯) 写真に写っている螺旋階段が塔の中腹。 そこから1段登ったのが... この写真。 向こうに見えている塔の下の段ですね。 その段に付いている階段を登ると最上段。 ぐるりと360度見回せます。 遠くに見えているのはマルマラ海。 左回りに90度でイスタンブール旧市街そして遠くに新市街。 これは、第2の塔の脇から第1の塔を見た写真。 と、そんな感じでイェディクレを堪能したら次の目的地アクサライへ行きます。 イスタンブール旧市街の色々な交通が集まる渋滞スポットですよ~。 不慣れな場所こそタクシー!と、タクシーを待ち、止まったタクシーへアクサライ行きを告げると、どうやら逆方向。 日本だったらUターンしてでも乗せて行く所だろうけど、その運転手は「バスがあるよ!」と教えてくれましたよ。 暫くフンフンと聞いていると、近くでチャイ飲んでたお爺さんが「ワシに付いておいで」と案内してくれました。 ホンマに親切な人が多くて助かります。 もうね、トルコが大好きだよ。 そんなこんなで感涙でバスに乗り込みます。 そう言えばイスタンブールの市バスは現金が使えなくてアクビル専用だってのをどっかで見てたけど... そんな事は大丈夫。 市バスの運転手がアクビルを持っていて、行き先を告げお金を渡すとアクビルを貸してくれるシステム。(笑) 現金でも全然大丈夫。 そんな市バスで市街地を少しずつ北上していきます。 例によってどこがバス停だかどの路線だかイマイチ分からないのだけど、アクサライに行きたいと言う事を激しくアピールしておけば大丈夫って事で写真撮ったり休憩しつつって感じです。 程無くして渋滞が激しさを増してきた所で、横のお兄ちゃんがここでいいんじゃない?ってな事で降ります。 何気に1駅分手前のバス停の名前が近くにあったけど、まぁ、そうそう進みそうにないバスだったので降ります。 そこからテクテクとゴロゴロとスーツケースを押しつつ、激しく渋滞しているアクサライ周辺を抜け... 更にチャイ休憩を挟みつつチェフザーデ・ジャーミィへ到着。(Google MAP) 緑に囲まれた広い庭を持つゆったりとしたジャーミィでした。 丁度時間は17時。 夕方のお祈りの時間か、各所のジャーミィからお祈りの歌が一斉に流れてきます。 チェフザーデ・ジャーミィを抜けるとそこにはヴァレンス水道橋が。(Google MAP) ローマ帝国時代に作られた水道橋で、過去の日記に登場した地下宮殿へ水を運んでいましたが、水道橋としての役目はオスマン朝時代以降無くしているようで、今は上部を歩けるようになっているようです。 更に更に歩き、目的地の近くでドゥンドゥルマ休憩。 本当は露店のドゥンドゥルマ(トルコアイス)屋さんで遊ばれつつ、コーンに入ったドゥンドゥルマが食べたかったんだけど、付近に見当たらなくて残念。 その後、道を尋ねたりしつつmission complete、アクサライを後にします。 と、こんな感じで7つの塔は完結。 次回、アジアとヨーロッパの境目ボルポラス海峡にて遂にアレをゲットです。
by bananaoka
| 2008-08-24 00:00
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